今日の日記

2002年9月19日
今日は次の職場との打ち合わせだ。
これから行くので何とも言えないが。
 
 
訪問調査は専門にやっている人だと一年で900件以上こなしているようだ。
でも、それってどうなんだろう。
需要があるから仕方ないけれど単純計算しても一日に3件以上はやるわけでしょ?
(年間120日休暇なら一日5件くらい?)
調査って1時間くらいかかるし。
8時間勤務して5件やって調査票ってちゃんとした物がかけるんでしょうか。
特記事項なんてほとんど書いていないんじゃないんでしょうか。
まぁ、よそのことはどうでもいいですが。
 
 
要は数ではなくてナカミだと。
 
 
医師の意見書なんてほとんど記述無しだし、調査員の記述により具体的な内容がわかるという物だと思ってるんだけど。
審査会の委員にその人が手に取るようにわかるのが理想だと思う。
そう目指してあたしは仕事をしてきたので別に自分の仕事の内容に不満はない。
 

 
ちなみにあたしは去年100件程度でした。
ま、他の業務もしているからね。
今年は50件です。
半年しか働かなかったんだから妥当な数字といったところでしょうか。
 
 
調査員をしているひとには都道府県のフォローアップ研修に参加することをオススメします。
なかなかタメになるお話が聞けます。


saku-sakuさん。
忙しいというか、最近あんまり依頼がないんですよ。
他のことで忙しいのは確かですが。
間際で飛び込んだ仕事3件だけやっつけて退職の予定です。
調査員をしてよかったのはほぼ確実に介護保険の対象か否かがわかることですかね。
そのおかげで介護予防のプランもたてやすいんですけれども。
わざわざメッセージありがとうございます。

あらら。

2002年9月6日
行政のIさんはとうとうスクーターの例の人について審査会の人を巻き込み懐柔したらしい。
ひどーい。
審査会も公平じゃないわね。
まだ審査会にはかかっていないけれど。
 
 
この間あたしの患者さまが亡くなった。
懸念していたことがあった。
患者さまはガンの進行により急に歩けなくなり寝たきりになった。
そのため区分変更申請。
もっとも。
要支援の区分変更は新規扱いになるんだけれども。
 
 
もう要介護4,5の認定が降りるつもりでサービスは区分変更申請の日から使っている。
一番あたしが気にしていたのは。
医師の意見書が来る前にお客様が亡くなることだ。
書類が「訪問調査票」と「医師の意見書」が審査会事務所に届く前にお客様が亡くなると審査は不可能ということになり申請は却下される。
・・・つまり。
前倒しで使っていたサービスの差額分は全額自己負担だ。
要支援の人が要介護5のつもりで使っていたら。
差額の30万くらいは自己負担だ。
 
 
あたしは大学病院と連絡を取りそのお客様の相談を受けていた相談員の方に頼んで医師の意見書を早く書いてもらうよう頼んでもらった。
いい相談員の方であたしの言わんとすることをよくわかってくださった。
 
 
あたしのお客様は。
ちゃんと認定審査会にかかるまで頑張って生きてくださった。
書類が整うだけでなく認定が降りるまで。
そして認定通知が届いた次の日に息を引き取った。
 
 
あたしはもうすぐ訪問調査員を辞める。
次の所に行ったら。
たぶん訪問調査はやらないだろう。 

 
あたしの訪問調査はあと7件。
あたしの勤務中に更新申請が来るのだろうか。

 

新たなる憂鬱

2002年9月2日
あたしはあるところで介護保険の訪問調査員をしている。
あたしが誰だか、なんて誰も興味を持つ人なんかさらさらいないとは思うけれどあたしに覚えのある人は声をかけてくれたらな、と思う。
 
 
 
介護保険。
今年3年目のもの。
来年から保険料が上がる自治体が多いと聞く。
保険料の上がる地域はこんな感じ。
<比較的施設が多く在宅サービスがなかなか浸透しないで入所を考える地域>
北海道なんかは人口のわりに施設が多くて施設入所の割合が多い。
施設入所の人が一人増えるだけで介護保険の負担は非常に大きく変わるのだから。
逆に。
保険料が下がる地域は。
<施設が少なく、在宅サービスで乗り切る地域。嫁が子育て・介護して当然の地域もアリ>
どちらも一長一短ですね。
 
 
 
あたしの担当している自治体がどうなのかはさておき。
介護保険料って絶対値上がりするのは時間の問題だと思うし、1割負担で使えるのも今のうちだと思う。
たどるのは医療保険と同じ道だと。
あたしたちがおばあさんになった頃きっとめちゃくちゃ保険料は高くて利用料の負担も今の数倍になっているんだ。
今、利用しているおじいさん・おばあさんは保険料が高いとか色々おっしゃるけれど、今使える人は正直しあわせな人たちだと思う。
仕事しているとき(訪問調査時)にそんなこと口が裂けても言えませんけれど。

 
 
さて。
今日思ったこと。
あたしが今一緒に仕事をしている行政のIさん。
あたしはこの人のやり方はスキじゃない。
問題なケースを拾ってくるのはいいけれどIさんの思い入れのある人たちばかりだ。
介護保険の申請をさせ、調査は必ず自分で行く。
自分の思い入れのないケースはあたしに振ってくる。
どうやったって自立な人を無理に”要支援”とか”要介護1”に認定させる。
そのためには訪問調査のチェックを意図的に重くしちゃったりとかするのだ。
あたしはそんな仕事ぶりが大嫌いなんだけれども。
 
 
 
一番コマルのはそうやって認定させたケースの更新の際あたしなんかに調査を振ってくることだ。
あたしがまじめに調査すればどうやったって介護度が彼女の思うように出ない。 
そうしたとき、あたしに命令するのだ。
「こういう風に書き直して」
あなたはナニサマなのだ。
だったら最初からアンタがやればいい。
人に命令するくらいなら人に不正をさせようとするならば自分でやれっていうの!
そういうわけでそういうケースはお断りしています。
不正には荷担したくないので。 
 
 
この間のケース。
痴呆も年齢相応で(物忘れ程度)身体状況も自立。
そして経済的には豊か。
そんなケースを彼女は必至に認定させようとしている。
なぜか。
前倒しでヘルパーを入れケアマネージャーに
「必ず認定が降りるようにするから!マネージメントして!」
と約束したから。
案の定医師の意見書も「自立・自立」で提出されてきた。
ヘルパーを入れたのも単にそのケースが清潔観念がなく、掃除のために入れただけ。
お金のある家で明らかに自立なら介護保険料の値上げを全国がしている状況で無理に自立以外の認定を出すのはどうなんだろう?
だってそのケース、スクーターに毎日乗ってるんだもの。
いいの?介護保険。
まだ認定は出ていないけれど。
 
 
こういうのって住民から苦情が出ると一番いいんだけど。
「ひいきしてる」
「不正をしてる」
ってさ。

 
 


認定を自立以外で出させるなら。
スクーター禁止にするほうが先決じゃないの?
ねぇ、Iさん。 
 
 



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